織物工房

小千谷の歴史は「縮(ちぢみ)」の歴史、織物の歴史

 この地で織物が始められたのは千数百年前といわれており、種々の立地条件と自然条件に恵まれて発展してきました。当時の織物原料である良質な野生の苧麻(ちょま)が豊富にあり、この皮を「苧績み(おうみ)」と言う作業で作った繊維で織られた織物が越後布(えちごふ)と呼ばれ、雪深いこの地方の農家の自家用衣料として生産され、次第に商い用の布として使用されるようになりました。
 それまでは上布と呼ばれ、表面の平らな織物ばかりでしたが江戸時代の初めに改良され、初めて緯糸に強い撚りをかけ、織り上げた後に小千谷独特の「シボ取り」と言う工程で仕上げをし、縮ませてシボを出す夏向きの着尺として、快適な縮布が作りだされました。「シボ」を表現することが、従来の麻布に画期的な成果をもたらし、「小千谷縮」と呼ばれて、完成後わずか10年たらずの間に、魚沼地方一帯に広く普及し、小千谷、十日町、南魚沼市(塩沢、六日町)の現在の織物産地を形成する基になりました。

【お問い合わせ】
小千谷織物同業協同組合 ホームページ http://www.ojiya.or.jp
℡ 0258-83-2329 休館日:12月29日~1月3日※但し織之座・匠之座は毎週水曜日が定休日 

匠之座(たくみのざ)

オリジナルショップ
小千谷の匠に出会う
 いま、私たちの生活に必要なものは"心を豊かに" してくれるものではないでしょうか。
匠之座では、伝統技術がおりなす和装商品は もちろんのこと、現代の生活様式にあった インテリア、テーブルウエアーをはじめ、 独自の素材を使ったファッションブランド 「フリーフロム」など、皆様の生活をうるおす おしゃれなオリジナル商品を取りそろえ 販売しております。
和装
本物であることの美
 私たち小千谷の基本となる和装織物・和装小物 を展示販売しております。夏の着物の代名詞と言われる「小千谷縮」をはじめ、 繊細な技術を駆使した「小千谷紬」、三百年の 伝統を持つ「越後片貝藍染」など、生地(着尺地) やそれらを使った作務衣や小物など、 多数取りそろえております。
伝統を守り育ててきた小千谷の本物へのこだわりが、 確かな美として一つの世界を創り上げております。

オリジナルブランド
Free From(homme"femme)
 小千谷発のオリジナルファッションブランドです。
すばらしい特性をもった小千谷の伝統素材を 現代ファッションに活かすべく、 私たちは素材づくりからはじめました。そうして生まれたブランド「フリーフロム」は、 これまで国内外にて高い評価をいただいております。


織之座(おりのざ)

展示・工房
織の歴史に出会う
 小千谷織物一千年の歴史がゆったりと流れる 空間"織之座(おりのざ)"。至上の技ともいえる「小千谷縮」や「小千谷紬」 に出会える場所です。手うみの苧麻やその道具たちに囲まれ、 織りの世界をお楽しみいただけます。

ギャラリー
世界の技に出会う
 小千谷織物の歴史や技術、職人の技などが 楽しめるギャラリーです。その他、国内外の布や伝統の技をテーマに、 様々な企画展示を予定しております。

体験工房
自分だけの織物を作りませんか?
 小千谷織物一千年の歴史がゆったりと流れる 空間"織之座(おりのざ)"。至上の技ともいえる「小千谷縮」や「小千谷紬」 に出会える場所です。手うみの苧麻やその道具たちに囲まれ、 織りの世界をお楽しみいただけます。


小千谷織物体験工房ご案内
コースター織(はたおり)体験 営業時間:10時~17時/毎週水曜日:休館日/お申込み:℡ 0258-83-2329
初めて機織りを体験する方にお勧めです。絹糸と麻糸があり、お好きな糸やお好きな色を選べます。
《所要時間》約20分《料金》1,200円 ※小学生800円

開館時間等

当サンプラザは大駐車場を完備した、お食事も可能な総合産業会館です。
錦鯉の里見学、ご昼食等お客様のご要望、ご予算に応じて提案させていただきますのでお気軽にご連絡をください。
■入館料/無料

■開館時間/
〔3月~11月〕AM9:00~PM6:00
〔12月~2月〕AM9:00~PM5:00
※但し逸品館(売店コーナー)は
〔3月~11月〕AM9:00~PM5:30
〔12月~2月〕AM9:00~PM5:00
※但しホールの利用は
  AM9:00~PM10:00

■休館日/ 12月29日~1月3日
※但し織之座・匠之座は毎週水曜定休日

リンク集

・小千谷市

・小千谷観光協会

・おぢやファンクラブ